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老人会クラブ 会員減 -団塊の世代に不人気-

2007年11月01日/ つぶやき

事務局ですicon23

毎週水曜日の静岡新聞・夕刊には
シニアの特集があります。

昨日はこんな記事が紹介されていました。

パソコンわかばくらぶの活動をしていると、
少なからず思うところはありますね。

同じシニアが活動をしていても、
老人クラブは補助金が出るので、
大変うらやましく思っていました。

これを機会に少し制度も変ってくれると
うれしいのですが、、、どうでしょう。

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  老人会クラブ 会員減 -団塊の世代に不人気-
                           (静岡新聞夕刊・2007/10/31)
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日本最大のシニア団体「全国老人クラブ連合会
(全老連、会員約805万人)が会員減に悩んでいる。
1998年のピーク時から2006年までに
80万人も減り、歯止めがかからない。
同連合会は実態把握や団塊世代の取り組みに
乗り出しているが、思ったほどの成果はない。
「歴史的に役割を終え、このまま衰退するのでは」との
悲観的な見方も出ている。

会員減について、全老連は「市民の地域離れ」
「サークル活動等の選択肢の増加」などを理由に挙げる。
事務局長の斉藤秀樹さんによると、
長寿化で会員の年齢の幅が広がり、
『高齢化』全体のニーズに対応しにくくなってきているという。

全老連が60代の“若手会員”に意見を聞いたところ、
「老人クラブ」という名称や会費制への抵抗感、
役員就任への負担感があることが分かった。
解散した老人クラブへの調査では、
各クラブ会長ら役員の高齢化と後継者難が最大の要因だと
いうことも明らかになった。

老人クラブには「ゲートボールの集まり」「リタイア族の憩いの場」
などネガティブなイメージを持つ人が多く、
新規加入者として期待される団塊世代など、
活動的な人ほど敬遠しがちだという。

神奈川県茅ヶ崎市の自営業、宮坂幸伸さんは(60)は
「老人クラブには『現役世代向け』というイメージがない」と
話し、近所に老人クラブがあるかどうかも知らないという。
東京都内でシニア向けイベントに参加していた
同練馬区の男性(71)は「野球やゴルフなど、ほかにやりたい
ことがたくさんあるから…」。
ビル管理会社勤務の同中野区の有留千尋さん(59)も
「まだ体力があるから、入るつもりはない」と言う。

団塊世代の横断組織「地域創造ネットワーク」専務理事の
田中尚輝さんは「エネルギーのある団塊世代が参加するとは
考えにくい。現状では会員増の見込みはないでしょう」と冷たい見方だ。

老人クラブに補助金を出している行政はどうか。
厚生労働省老健局は「老人クラブは仲間づくりや
介護予防活動などの一翼を担っており、
会員減少は何とかしないといけないが、
行政にできることは限りがある」と心配する。

斉藤さんは「これだけ多様化が進んだ今、かつてのように
老人クラブがすべての高齢者の受け皿になるのは不可能。
いろんな組織があっていいが、老人クラブも若い会員を中心に
ゲートボールではなくゴルフ大会を企画するなど、
新たな取り組みを始めている。
地域の子供の見守り事業への需要などもあり、
まだ世の中にとって大事な組織なのですが…」と話す。

老人クラブとは…
地域を基盤とする高齢者の自主組織。終戦直後、
千葉県八日市場市(現匝瑳市)を第一号に全国に広まった。
会員資格はおおむね60歳以上で、
健康づくりやレクリエーション、ボランティア活動、
世代間交流活動などを展開している。
各地区クラブの上に市町村老連、都道府県・指定都市老連がある。

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Posted by わかばくらぶ事務局 at 13:54│Comments(2)
◆ この記事へのコメント
>事務局さん

「老人クラブ」なるものへの補助金制度が未だに存在することが不思議

行政は一度決まると何の反省もなしにそのまま継続するのがおかしいね。

「パソコンわかばくらぶ」のようなシニア活性化活動をこそ支援するべきだね。

ゲートボールもやる気はないし、敬老会なんて出席する気は毛頭なし。

ボーリングでも俳句の会でも年令に関係なく参加すれば良いと思うし

行政は年令に関係なく社会活動や文化活動に貢献している団体を

支援育成すれば良いと思うけれど、どうでしょうかね?
Posted by 助っ人 としちゃん at 2007年11月01日 15:29
>としちゃんさん

コメントをありがとうございます。

年齢を限定することでの
メリット/デメリットってあると思います。

パソコンわかばくらぶの場合も、
シニアに限定しているから
若い方に気後れすることなく安心して学べる。
一方で、としちゃんさんのように反発する方もいらしゃいます。

でも構成員で判断するのではなく、
活動内容などで評価していただけるとありがたいですね。

ただNPOってグレーゾーンが大きいので、
その見極めは難しいと思います。
それこそ行政は一度決めたことは長く続くので、
判断基準や前例が大切になってきます。

パソコンわかばくらぶは母体が大学生だったので、
スムーズに社会教育に馴染みましたが、
一般の方だとそう簡単に行かない場合もあるみたいです。
Posted by わかばくらぶ事務局 at 2007年11月02日 08:46
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